構造・工法

Structure

1.地盤調査・基礎工事

全棟地盤調査

全棟地盤調査
地盤と基礎は文字通り家を建てる場合の基本になる部分です。
どんなに家の構造が頑強でも、地盤が軟弱な場合や基礎の施工が不適切であれば、耐震性や耐久性は発揮されなくなってしまいます。
新しく購入した土地に建築する場合はもちろん、建て替えの場合でも地盤調査は必要です。特に古い建物の場合は調査せずに建築されていることが多く、軟弱な地盤に気づいていないことがよくあります。
いつまでも安全に生活するためにも、まず土地を見極めることが大切です。

耐震金物

耐震金物
ホールダウン金物を使用し、通し柱と土台をしっかり固定して強度を高めています。
羽子板ボルトや筋交いプレートを使用し、おおきな地震に耐えうる構造を実現しました。

基礎パッキン

基礎パッキン
基礎と土台の間に基礎パッキンを入れることで基礎と土台の間に隙間を設けます。
そのことで、床下全体の換気ができ、通気性能が良くなり湿気がこもりにくくなります。
良好な床下環境は断熱材の性能を維持し、土台の腐食防止にもなり住まいの耐久性が保たれやすくなります。

ベタ基礎

ベタ基礎
ベタ基礎とは、建物の床面全体に鉄筋コンクリートを敷き詰めた基礎のこと。
面全体で建物を支えるので、地盤の荷重負担が減るとともに基礎全体の剛性も高まり、
地震や台風などの衝撃を効果的に地面に逃がすことができます。

2.耐震

耐力施工法

耐力施工法

剛床工法

剛床工法
当社では地震や台風などの災害に強い「剛床工法」で、皆さまの暮らしを お守りします。
剛床工法とは、根太を設けず床下地合板の厚みを増して 直接梁材に留め付ける床組みで、
根太工法に比べ地震や台風時に発生 する水平力に対して強く、別名、根太レス工法とも言います。
当社では、2階床梁に28ミリの厚さの合板をグリッド状に構成し、28ミリ 床下地+無垢材15ミリを使用した根太レス工法の剛床構造です。

3.高気密・高断熱

高気密工事

高気密工事
どのような厚い断熱材を使用しても、気密工事がきちんと行わなければ断熱効果は激減します。
床・壁・天井の隙間全てにテープ貼付・コーキングで密閉し、快適な温度環境を実現します。

高断熱工事

高断熱工事
快適な暮らしを実現するには、局所的な施工ではなく家全体を暖かくすることが必要です。
断熱性を高める場合、特に重要な箇所は床下と天井です。
ユニテクノスでは壁内105mm、床下75mm、天井315mmと、一般的な住宅会社3倍程度の断熱材を標準仕様として施工します。

調湿・気密シート(インテロ)

調湿・気密シート(インテロ)
インテロは、住宅の寿命を縮める湿気滞留やカビの発生を防ぎ、断熱構造を保護します。
周囲の湿度に応じてシートの透湿抵抗が変化しますので、季節を問わず適切な湿気調節が出来ます。
インテロで断熱構造を保護することにより、断熱材の性能も充分に発揮されます。
ドイツを始めとする欧州各国やオーストラリア・ニュージーランド等でも、高い評価とシェアを得ています。

木製サッシ

木製サッシ
「木の窓」を通じて、家は呼吸をします。
ほどよく暖かな季節には、大きく開いた開口部から存分に外の空気を吸って、寒い冬には外の冷気をシャットアウトしてくれるでしょう。
断熱性・気密性に優れたトリプルガラス構造の木の窓は、世界最高水準の住環境を誇るスウェーデンの住宅においては、標準仕様とされています。

4.換気

24時間換気システム(スウェフロー)

24時間換気システム(スウェフロー)
スウェーデンの環境技術が開発した優れた空気清浄化フィルターで、給気口から室内に侵入する、今まで捕集不可能だった、有害物質―花粉や発がん性が指摘されているディーゼルエンジン有害物質、中国の黄砂等もミクロの病原菌類まで―給気口でシャットアウト。フィルターによって住宅が大気汚染のシェルターとなり、常に綺麗に濾過された空気が家族の健康を守ります。
省エネルギーなので家計にも優しいです。

5.放射冷暖房

放射冷暖房システム PS HR-Cシステム

放射冷暖房システム PS HR-Cシステム 放射冷暖房システム PS HR-Cシステム
自然換気との組み合わせ

季節に応じて窓や戸の開け方を調節しながら自然換気を上手く取り入れると、その時々にあった快適な気温で過ごせます。また同時に、ファンで室内の空気をかきまわすことなく、汚れた空気を排出することもできます。

放射 自然な熱の伝わり方

HR-Cシステムの近くでは、冷たい本体や、冷えた床や壁に囲まれていることによって涼しさを感じます。これは木陰や鍾乳洞、地下室に入ったときにひんやりと感じるのと同じ「放射」という 現象です。

PS HRヒーター
ラジエータ内に30~40℃の温水を24時間循環させ、放射と自然対流で、壁・床・天井をあたためます。躯体そのものに蓄熱させやわらかな暖かさをつくる放射型暖房システムです。周囲があたためられているので、空気の温度が低めでも快適に過ごせます。

国が認定するエコ住宅
「ネットゼロエネルギー支援事業」

和歌山県では弊社のみ
厳しい審査をクリアし認定を得ました。

次世代省エネルギー住宅で
羨望のエコライフを
「これから家を建てるみなさまが地球に優しい省エネ住宅に暮らせるように」
そして「エアコン無しの、人に優しい夢のような暮らしをご提供したい」
その想いから、アート工房 匠人は
「ネットゼロエネルギーハウスプロジェクト」を立ち上げました
ネットゼロエネルギーハウスのしくみ
ネットゼロエネルギーハウスの仕組み

ネットゼロエネルギーハウスのメリット

住宅1戸当たり最高350万円のネットゼロエネルギー支援補助金を受けられる
補助金で放射冷暖房システムを使用できるのでエアコン無しの暮らしが実現する
※平成25年、和歌山県では弊社のみネットゼロエネルギー支援事業の厳しい審査をクリアしました
※補助金額 最大350万円

ZEH普及目標および実績
残念ながら、該当する住宅がありませんでしたが、今年もZEHの普及に向けて取り組んでまいります。